2ヶ月に1回の定例会、運行管理者の会議を行い、ドライバーの労働時間の改善基準とドライバー健康リスクの2点について話し合いました。

9月と10月で労働時間の改善基準の違反件数が何件あるかの確認を行い、違反件数の多い乗務員に対しての対策を話し合いました。意識改革で改善できる事、運行自体の見直しが必要な事、荷主の協力が必要な事、また、直ぐにできる事、時間が要する事、状況によって違いますが、少しずつでも確実に改善して行く必要があります。

また、ドライバーの健康リスクでは、残業時間、拘束時間、深夜早朝、薬の常用のありなし、年齢、などを参考にどの乗務員がどれだけ健康リスクが高いかを評価しました。健康診断の結果をもとに更に細かく評価して行き、リスクが高いと判断した乗務員に対しては産業医の先生にアドバイスを受けに行くことにしました。

労働時間と健康管理の問題は運送業界に限らず、今後ますます大きな社会問題となって行くと思います。「強い会社、大きい会社が生き残るのではない、環境に適応した会社が生き残るのだ。」環境に適応し、生き残るために改革、改善が必要なのだと思います。